WAVファイルのボリュームレベルを変更する
WAVファイルのボリュームレベルを変更します.

Win32 汎用
フリーソフト

 

インストール:圧縮されたプログラムを,適当なディレクトリで解凍するだけです.
アンインストール:ファイルを削除するだけです.

 

ボリュームレベルを変更する


 WAVファイルの,波形レベルを変更するプログラムを紹介します.引数には,入力WAVファイル,出力ファイル,そして実数でレベルを指定します.以降に形式を示します.

amp  <入力ファイル名>  <出力ファイル名>  <レベル>


 レベルに1を指定すると,元と入力ファイルと,出力ファイルのボリュームに変化はありません.レベルに1.2を指定すれば,入力ファイルを1.2倍した音圧のWAVファイルが,出力ファイルとして生成されます.WAVファイルには,他の音源に対し相対的に音圧が低いものがありますので,そのような時に使用すると便利です.逆に,他の音源に比べボリュームがお置きする場合,0.8などを指定すると良いでしょう.

1.0以下を指定するときは注意をする必要はありませんが,1.0を超える値を指定する場合,設定できるレベルを超えてしまう場合があります.そのような場合,上限や下限でクリップ(飽和)します.このため,レベルに大きな値を指定する場合,注意が必要です.




サイン波状に,ボリュームレベルを変更する

WAVファイルのレベルをサインカーブ状に変換するプログラムを紹介します.引数には,入力WAVファイル,出力ファイル,そして実数で周期()を指定します.以降に形式を示します.

sin  <入力ファイル名>  <出力ファイル名>  <周期:秒>


 引数の最後に渡す値はサインカーブの一周期の秒数です.たとえば,0.1を指定すると一周期が0.1秒,つまり10.0 [Hz]でレベルが変更されます.これでは周期が早すぎますので,10.0などを指定してください.ボリュームが,ゆっくり大きくなったり,小さくなったりします,sinθは,1.0 〜 0.0の範囲に納まりますので,クリップされる(飽和する)ことはなく,雑音が混入することはありません.

以降に,原音に乗算する値を図で示します.サインカーブの上限は1.0,下限は0.0です.


ファイルを分割する場合,分割数を指定するのではなく,ひとつのファイルの長さ(秒数)を指定し,分割したい場合も少なくありません.本節では,そのようなプログラムを紹介します.本プログラムには,ひとつのファイルの長さを秒で指定します.

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