ML-IIで簡易アナライザ

ML-IIに添付されるソフトウェアを使うことによって,簡易アナライザとしての機能を持たせることができます.デバッグの初期に遭遇する各種エラーを高価な測定器やアナライザを購入することなく,デバッグできます.

Stausタブ

ノードやバスの情報,LINKチップのFIFOの空き容量などを知ることができます.自分で,設計したIEEE1394機器がノードとして認識されるかなどのチェックに効果を発揮します.


H/Wタブ

リセットや,レジスタの読み書きができます.


Readタブ

読み込みトランザクションを送出できます.実際に送出し,Configration ROMを読み出した様子です.


Writeタブ

書き込みトランザクションを送出できます.実際に送出した様子です.addressエラーをターゲットノードが返しています.


AV/Cタブ

AV/Cコマンドを送出できます.PLAYコマンドを送出した様子です.ターゲットノードがAV/Cをサポートした機器でないため,address errorが返ってきています.DVカメラなどでテストすると,テープが再生されます.


Isoタブ

Isochronous送信,Isochronous受信を行います.


受信に使うチャンネルを選んでいる様子です.


Isochronous受信中の様子です.


miscタブ

IEEE1394.aの機能や,ターゲットノードの指定,および受信データをデコードするか,否かを選択します.